元不動産営業マンが考える不動産営業職としての女性の働き方
こんにちは、genです。今回は、
・不動産営業の女性として働く際のメリット、デメリットは？
・不動産の営業職として女性が働く際に気を付ける点はあるかな？
・不動産営業職として女性が働く際に向いている点はあるかな？
こういった疑問を持つ不動産営業の仕事に就きたい女性の方向けに記事を書きました。男の立場から実際に働いていた職場環境に基づいて書きました。
男性よりも女性の方が優れている、向いているなという点も多くあります。順番ご紹介していきますので、最後まで見て頂けると幸いです。
最初に結論を書いていきます。
総務省の令和2年（最新）のデータによると男性は約7割、女性は約3割の割合で不動産営業として働いています。
・不動産営業の女性としてのメリット、デメリットはあるかな？→
【メリット】
・電話対応
・人当たり
・男性が多い業界の為、女性というだけで好かれる、気に入られる
【デメリット】
・電話対応、圧迫感、勢い、言い方が強い
・産休などの休み
・過酷な労働環境
・舐められやすい
・ストレスを抱えやすい仕事ではある
・不動産の営業職として女性が働く際に気を付ける点はあるかな？→
①産休・育休が取れるか
②案件の引継ぎが出来る状態を整えておく
・不動産営業として働く女性が向いている点はあるかな？→
①細かい所に気付ける
②女性目線、視点
順番に解説していきます。
不動産営業職の女性は何割位いるのかな？
政府統計の総合窓口（ｅ－Ｓｔａｔ）令和2年（最新）のデータによると全体で297,635人、男性は224,129人（75.30％）、女性は73,506人（24.69％）が不動産営業として働いています。
不動産営業の女性は25％程度です。男性の方が多い職業ではあります。要因として考えられるのは、デメリットでも挙げていますが、
・産休や育休の為辞めて行くから
などがあると思います。
また、不動産の仕事は人との繋がりが大切になるので、一度仕事から離れるとなかなか戻りずらいという事も考えられると思います。
不動産営業の女性としてのメリット、デメリットはあるかな？
・電話対応
・人当たり
・男性が多い業界の為、女性というだけで好かれる、気に入られる
不動産業界では25％が女性なので、「女性」というだけで珍しいです。取引先も必然的に男性が多くなります。
男性からすると電話対応一つでも女性が出ると「おっ、女性だ」という感じになります。受付や事務の人では女性のイメージが強いですし、実際に女性が良いのは事実ですが、営業となると珍しいので重宝されます。
女性にしかできない電話対応や接客の際の人当たりの柔らかさだったり、気遣いでも男性よりも女性にしてもらった方が嬉しいのは男性心理でしょう。
実際に僕が働いていた時に取引先だった女性仲介業者の方はちらほらいましたし、支店長を任されている人もいました。
なので、女性だから働けない、仕事がしずらいということはなく、むしろ優遇される、重宝される事は多いです。
・電話対応、圧迫感、勢い、言い方が強い
・産休などの休み
・過酷な労働環境
・舐められやすい
・ストレスが掛かりやすい
不動産業界＝ハードというイメージは未だに抜けていませんし、実際にハードな面「サービスとして行う業務」、気遣いや気配りは多い為、ストレスは掛かりやすい仕事です。
ちょっと先読みして書類を作成する、段取りを整える。事前準備を行っておく、質問に対しての回答を用意しておくといった給料以上に大変だと感じる事はあるでしょう。
女性営業として活躍できる面は多いですが、逆に話の勢いで圧倒されてしまうという事も多いです。人にも寄りますが、不動産営業の仕事では言い方の厳しさだったり、端的に話すという事は多いです。
その為、厳しく感じたり、そっけなく感じたりすることは多いので、気が強い人が向いていると思います。また、仕事のスピードも早い為、返事が遅くなったり、レスポンスが悪いと他に不動産の案件を振られてしまい先に契約されるという事があります。
不動産の営業職として女性が働く際に気を付ける点
②案件の引継ぎが出来る状態を整えておく
産後に働く事を考えるのであれば案件の引継ぎについては整理しておいた方が良いです。また、不動産の仕事は担当毎に物件が割り振られているケースが多いので、チームでというより個人での動き、管理が多くなります。
産休・育休の場合には物件自体の担当を引き継がないといけなくなります。他の人は状況を把握しておらず自分が一番把握している状態となると思います。
その際にはきちんと引継ぎが出来る状態を整えておいた方が良いでしょう。
不動産営業として働く女性が向いている点
②女性目線、視点
細かい所に気付ける
男性よりも女性営業マンの方が自然と細かい気遣い、気配りが出来ると思います。僕が引き渡し前の立ち合いを行った時も女性営業マンの方が真剣に色々な所を見て回っていましたし、コンセントの位置を案内したり、エアコンの置き場所について教えるやりとりをしていた印象が強いです。
傷のチェックや窓、ドアの立て付けに関しても細かくチェックしていました。
お客さんの案内一つとっても一つ一つ丁寧に説明しますし、女性の柔らかさは女性にしか出せないです。
女性目線、視点
例えば建売のプラン決めや配色の家具の配色、床の配色なども女性視点での提案やアイデアが出せる点は良いです。家事をするのは女性の方が多く、家にいる時間も多いでしょう。
その為、ドアはこっちに開いた方が良い、食器棚をこの辺りに配置した方が家事がしやすいのでこっちにおける事を想定して窓はこの位置にした方が良いなどの提案も真剣になります。
勿論、男性にも提案できますが、女性のセンスは必要です。
今回は以上です。不動産営業は男性だけではなく、女性も充分に働ける職業だと思います。男性の割合の方が多い分女性がいると貴重ですし、女性にしか出せない良さはあるので、気になる方はチャレンジしてみると良いと思います。
最後まで見て頂き有難う御座います。
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