不動産営業として7年間勤務していて良かった点

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こんにちは、genです。

今回は不動産営業として7年間勤務していて良かった点について解説していきたいと思います。

不動産営業を続けて良かった点

  • 電話対応について抵抗がなくなった
  • 対人スキルが上がった、コミュニケーション能力が上がった
  • マルチタスクが強くなった
  • 文章作成能力が上がった
  • パソコンのタイピングが早くなった
  • 聞くポイント、大切なポイントを抑えられるようになった。
  • 人見知りがなくなった

電話対応について抵抗がなくなった

以前の私は電話対応がかなり苦手でしたが、誰に対しても問題なく話が出来るようになりました。

話が出来るというと語弊はあるかもしれませんが、受け答えが問題なく出来るようになりました。電話する回数で言ったら会社外の人で毎日40~50件は掛けていた為、場数を圧倒的に積みました。

恐らく社内の人と電話をする回数も入れたら毎日100~150回は超えていたと思います。

人と話すのはもともと好きではありましたが、想像以上の電話の数と打ち合わせの数でした。数は質を凌駕しますね。

対人スキルが上がった、コミュニケーション能力が上がった

電話でのやりとり以外に実際に人に合って契約の打ち合わせ、仕入れ交渉、仕入れ前の現地確認、販売及び仕入れ契約など多数行きました。

お客さんへの引き渡し前の完成現場の内見・案内、販売契約前のプレゼンなども行ってきましたので圧倒的に「人前で話す」という事を繰り返してきました。

人見知りや人と話すのが億劫な人にはかなり苦痛な仕事ですし、続かないのもわかります。クレームの対応もありますし、お客さんや仲介業者の人によっては癖の強い人もかなりいる為、合う合わないは絶対に出てきます。

人と関わりたくない、人と実際に会って話すのは苦手という人は向いていないかもしれませんね。

マルチタスクが強くなった

マルチタスクの定義は「2つ以上の作業を同時に行う」もしくは「短時間で切り替えながら進める」事だそうですが、常に4つや5つ以上の作業や対応に追われていたと思います。

契約書の確認、会議の準備、部下への対応、仕入れる土地の相場の確認、マーケティング資料のまとめ・チェック、電話対応、見積もりの交渉、などなど。

それでも時間が毎日足りずに夜遅くまで仕事をして、寝る為だけに家に帰るという事を繰り返していました。

私の所は特殊な環境であったとは思いますが、あの環境が無ければ自分の成長はなかったと思います。成長したい、自分の実力を付けたいと思うのであればまずは環境を切り替えて「そうしないといけない環境に身を置く」ということをすると気付いたら自分の力はついていますし、勝手に体が動く所まで行けると思います。

文章作成能力が上がった

私のいた所ではレポート作成、上司への報告や相談が毎日ひっ切りなしに行われていました。時間がないなかでどうやって簡潔にわかりやすく、過不足なく相手に意図や状況、状態を伝えるのかを考えて文章を打っていました。

電話対応が終わらな過ぎてメモ書きや隣の席にいるのにメールで相談を投げかけることもしばしばありました。

文章作成において意識していたのは「誰が見ても伝わる文章」と「それを補足する資料」を集めて決済を取る必要がありました。

決済権は店舗責任者だろうがほとんど持たされていなかった為、社長決済まで取る必要があります。

パソコンのタイピングが早くなった

文章作成にしてもメール相談にしてもマーケティングレポートの作成においても必ずと言って良いほど、パソコンを使いました。

大学の時にはほとんどパソコンを使ってこなかった為、入社したての頃は人差し指2本でタイピングしていたほどにパソコンは苦手でした。

ですが、さすがに仕事に支障が出る為、休みの日や仕事終わりに家に帰ってタイピングの練習をして、ブラインドタッチは問題なく出来るようになりました。

そのお陰で電話しながらタイピングが出来るようになりましたし、「最初に紙にメモをして後でまとめる」というステップを踏まないでも仕事が出来るようになりました。

私がタイピングを練習したソフトはこちらの記事に挙げています。

聞くポイント、大切なポイントを抑えられるようになった

何を聞いたら良いのか、何を聞いたら会社は決済をしやすいのか、そういった点を抑えて聞けるようになったと思います。

大切なのは「それを行った事によるリスクがないのか」「工期の遅れがないのか」「前例があるのか」「掛かる費用があるのか」などが主に注意して聞いた方が良い事です。

会社としては利益が上がるかどうか、工期に遅れが出ないかどうかが最優先ですので、その2つに関わる事柄を抑えておく必要があります。

例えば、簡単な例ですと建売用地の仕入れをする際に「その土地が建売になった際にいくらで売れるのか」を考える時に聞く事としては、「その辺りの建売の相場は」「仕入れる土地の周りの環境は」などが挙げられます。

そういった事を踏まえてマーケティングを行うことで良い土地を仕入れる事が出来ます。

マーケティングで聞いた方が良い事に関してはこちらの記事でまとめています。

人見知りがなくなった

対人スキルが上がった、コミュニケーション能力が上がった所でも記載していますが、圧倒的に営業は人前に出る事が多い仕事です。

人前で話す、人とコミュニケ―ションを取って仕事を取ってくる、進める、意図を理解する、理解してもらう、何かを説明するという事をかなりの数行ってきます。

私自身一番万能でどの食にも通用する仕事は「営業職」だと思っています。

生きていくうえで人と関わらない仕事は無いです。その人と関わる基本を学べるのが「営業」という仕事であり、営業が出来る人は人とうまく関われるようになる仕事だと思います。

人前で話す、人に何かを伝える、理解してもらうというのは「自分のやりたい事を周りに理解してもらう」「承諾を得る」「応援してもらう」というのに直結してきますし、出来るようになってくると人と話すのが好きになります。

企業の説明会に行っても、ほとんど周りの人とコミュニケーションを取れずにいましたが、不動産営業を行った事で人見知りが無くなったのは私の中で一番大きい変化かもしれません。

不動産営業に興味を持ったかたは是非、こちらから応募してみてください。

記事を読んで頂いて少しでも不動産営業に興味を持って頂けたら幸いです。