【体験談】仕事を辞めようと考えているけど、なかなか言い出せないそんなあなたに
こんにちは。Genです。今回は仕事を辞めたい、辞めようと考えているけどなかなか言い出せないそんな人向けに記事を書きました。ご了承ください。
目次
- 仕事を辞めようと考えているけどなかなか言い出せないけど、どうしたら良いかな?
- 仕事を円満に辞めたいけど、良い辞め方無いかな?
- 仕事を辞めた後、収入が無くなるのが不安だけど、何か手っ取り早い仕事無いかな?
- 大切なのは辞めた後
筆者の経歴
・建売の会社に7年間勤務
・店舗責任者という管理職の立場だったが、病気をきっかけに退職を決意
・勤務中も何人もの退職者のミーティングや引き止めなどをしてきた
こんな僕が書いていきます。一般的なやり方という観点ではなく、辞める時の考え方を中心に書いていますので、ご了承ください。
仕事を辞めようと考えているけどなかなか言い出せないけど、どうしたら良いかな?
1、まずは自分がなぜ辞めたいのか、辞めることを考えているのかその理由、目的を明確にする。
2、信頼できる友達や実際に辞めた人に意見を聞く
3、辞めたい理由や思っている事をまずは一旦紙に書きだしてみる
4、紙に内容をまとめて書いたり、メールで伝えたいこと先に送ってから、直接退職の意向を伝える。
1、まずは自分がなぜ辞めたいのか、辞めることを考えているのかその理由、目的を明確にする
辞めることを考えているけど、なかなか言い出せない、言いずらい、とてもよく理解できます。筆者もともて忙しい職場で朝から晩までずっと仕事尽くめの毎日で0時を過ぎて家に帰るのが日常でした。
そんな言いずらい、言い出せない時は自分が考えている事に自信が無かったり、反対されるのが怖かったり、考えている事が整理されていないことが考えられます。
基本的に会社は辞めることはある程度は考えているけど、誰がどの時期に辞めるかまでは決まっていないのが当たり前です。契約があって満期とかがあれば話は別ですが、決まっていない場合には想定はしていないでしょう。
筆者も辞めたいけど、考えがごちゃごちゃしていてなかなか言い出せずにいました。辞めることを考えている時には仕事にも身が入りませんし、想像以上に疲れが溜まりますし、成果も出ないですし、結構顔や態度に出たりしているはずです。
辞めようか考えている時には周りもなんとなくですが、この人辞めたいのかな?何かあったのかな?と薄々気付いている可能性はあります。
でも、そんな状態でずっと仕事をしていても成果なんて上がるはずもないですし、時間の無駄になるので、まずは自分がなぜ辞めたいのか、辞める事を考え始めたのか明確にしましょう。
給料が安いからなのか、福利厚生に不満があるのか、人間関係にいざこざがあるのか、色々あると思います。もしかしたら会社に相談したら改善されて、辞めないでも良いかもしれませんし、自分の思い過ごしや勘違いが原因で悩んでいるのかもしれません。
ですが、行動に移さないと何も進展はありませんし、時間だけが過ぎてしまいますので、そうなる前に辞めることを考え始めた原因を明確にしましょう。
2、信頼できる友達や実際に辞めた人に意見を聞く
家族や恋人ではなく、信頼できる友達や実際に辞めた人に意見を仰ぎましょう。辞めることを考えている時には、冷静に状況が見れていない場合があるので、第三者の目線から見てどうなのかを確認し、整理しましょう。
家族や恋人、職場の人じゃなくて、友達や退職を経験した人に聞いた方が良い理由としては、大体が自分の味方となり、退職に向けての意見だけを言ってくる可能性があるからです。
今の自分の状態として、言い出せないということは言うための理由が固まっていない、踏み切れない理由があるという事だと思いますので、まずは一旦整理できる様に動いた方が良いでしょう。
辞めるかどうかを決めていて家族や恋人に相談するのであれば良いですが、辞めるかどうかを迷っているという状態の場合には混乱期の状態にあるので、まずは冷静に客観的に意見をくれそうな、友達や退職経験のある人に相談した方が良いでしょう。
よりいい方法としては、自分の生き方の指針にしているメンターの様な存在の人がいればその人に相談するのが良いでしょう。背中を押してもらう役割として相談する形が良いでしょう。
3、辞めたい理由や思っている事をA4の紙を横にして書きだしてみる
最初は何も考えずにとりあえず思った事を書いていくと良いです。不満に思う事、悩み、改善したい事、仕事に関係のない事を書いて良いです。
頭に思いついた順に紙に箇条書きで書いていきます。その中に直近で悩んでいる事や思っていることが多く出てくると思いますので、その内容について別の紙に内容を分けて深堀をしていきます。
A4の紙を横にして使っていく理由としては、
- 思考が整理される
- 見返せる
- 今まで頭で考えている事以外の辞めたい理由が出てくる
- 辞めたい理由以外に自分が本当に向かいたい方向性が見えてくる
A4の紙に書きだしてみる事の良いところは誰でもでき、簡単、丁度良い大きさ、裏紙でもできて、誰の力も借りずに自主的にどこでもでき時間が取られずに自分の思ったことを整理できるのでかなりお勧めです。
詳しいことは「ゼロ秒思考」の著者の赤羽 雄二さんの本でも書かれており、A4を横にして書くのが一番落ち着く大きさです。
辞める事を考えるに至ったエピソード、時期や名前なども明記するとより視覚化されて鮮明にその時の記憶が蘇ります。
携帯やパソコンで打ち出すというやり方でも良いのですが、思考を整理する段階だと携帯やパソコンで打ち出すよりも書く方がより整理されるので、紙に書いていった方が良いです。
紙に書いていった方が良い理由としてはこちらでも取り上げられています。
脳機能の低下を防ぐには「手書き」が有効だ
日記などを書いた時など自分が書きたい内容以外の事が出てきて脱線するといった経験がないでしょうか?
それと同じ様に言いたいけど言えないというのは勇気が足りなかったり、辞める事を言う機会を逃してしまっていたりという理由もありますが、色々悩んでいる、迷走していたり、思考が整理されていない方が強いです。
頭で考え思考が堂々巡りになってしまっている状態を紙に書きだすことにより視覚化、言語化することでハッキリさせ、辞めたいという意思を伝える為にも紙に書き出すというのはとても効果的です。
辞めることを決めていて、後は言う内容をまとめるといった場合には携帯やパソコンで内容を整理するのに便利なので、辞める内容を整理する、まとめる時に使用すると良いでしょう。
4、紙に書いたり、メールで伝えたいことをまとめて先に送ってから、退職の意向を伝える
なかなか面と向かって退職の意向を話すのは勇気がいりますし、伝えたい事が上手く伝えられるか不安ですよね。
そんな時には一度メールや紙に退職の意向をまとめて書いて、送ってから直接話すと良いです。言い間違いもしたくないですし、極力波風立てずに退職をしたいですよね。
職場は忙しくてこのタイミングで辞めたいなんて言っていられなかったり、退職しようと思っている理由が自分善がりなんじゃないかと自問自答している日々が続いていたりしませんか?
実際に筆者も同じ様に周りが頑張っているのにこのタイミングで辞めていいものかとか、管理職にしてもらって今まででお世話になったのに悪いなと思って思いとどまり、なかなか退職を言いだすことができない日々を過ごしました。
自分はこうしていきたいんだ、という所まで思考がまとまってくれば、なんて伝えようかと悩まなくなり、即行動に移れるでしょう。1~3の事を実践して行動に移せるようにしていきましょう。
仕事を円満に辞めたいけど、良い辞め方無いかな?
2、完全に無傷で退職するのは難しい。多少の言い合いは覚悟で伝えるしかない
3、お世話になった人には特に丁寧に挨拶を入れる
1、退職の理由は正直に話さない
辞めたいと考えている時の理由として多いのが、「給料が低い」、「休みが取れない」、「人間関係に問題がある」が多いですが、正直にこの理由を言うと給料を上げれば、休みを上げれば辞めないのかと言い合いになる可能性もあるので、やめておきましょう。
「給料が低いから」、「休みが取れないから」と一人の意見を言ったからといって直ぐに会社側の改善は望めないですし、改善に期待をして待っている暇はないです。「転職希望」「やりたいことができた」と伝え退職するのが良いです。
2、完全に無傷で何事もなく退職するのは難しい。多少の言い合いは覚悟で伝えるしかない
多少会社側との話し合いは出てくる覚悟で退職の希望は伝えるしかないでしょう。退職の時期や退職金の問題などもありますし、自分が考えている退職のタイミングよりも早く退職してくれと言われるかもしれません。
退職後に他の人に迷惑をかけない様に引継ぎをしっかり行い、考えをまとめ退職の希望を伝えるということは必要です。
退職すればその分他の社員の負担が増えたり、抜けた穴をどうするかと次のポストを考えたりと会社としてはある程度の退職は想定して採用しているはずなので、そこまで退職したら迷惑が掛ってしまうなと大きく考える必要は無いかもしれません。
辞めるタイミングが新卒の1年目だったとしても今後育つ前提で仕事が出来ない状態でも固定給を払ったりと初期投資をして給料を出している状態なので、受け持っている業務が少ないから大丈夫とはなりません。
退職する際に自分の考えをしっかりまとめ、意思を伝えることが退職しても背中を押してくれる唯一の方法だと思いますので、周りの心配や配慮をしつつ、自分に目を向けて次の動きをしていく準備をしましょう。
3、お世話になった人には特に丁寧に挨拶を入れる
自分に最初に仕事を教えてくれた先輩や上司、取引先などには辞めることが確定したら連絡を入れて、お世話になった旨を伝えていった方が良いでしょう。
大手だと大人数の中の一人なので、そこまで気にする必要はないかもしれませんが、中小企業、少人数の会社だと一人に対しての業務の量も多く、一人一人覚えてくれている事もあるでしょう。
挨拶の際には実際に会ったり、電話で挨拶周りはして行っても良いと思います。丁寧に挨拶を入れておくことで、転職後、退職後も交流ができ、次の会社でもお世話になったりとすることもあると思います。
同じ業者の人と引き続き仕事が出来るほど、やりやすいものはないので、挨拶周りはしっかりしておいた方が良いでしょう。転職後もやり方は違えど見積もりの相場や納期などは同じ様にできるので、お互いに痒い所に手が届く関係となり、良好な関係性を保つことができるでしょう。
仕事を辞めた後、収入が無くなるのが不安だけど、何か手っ取り早い仕事無いかな?
次の会社に就職するまでバイトをするにしても履歴書を書いたり、面接に言ったり、証明写真を撮ったりと何かと面倒なことが多いですよね。
短期の派遣をするにしても登録会場に言ったり、履歴書、説明会に参加、同じ様に面倒です。
そんな時にはこの記事で書いていることをするのがおすすめです。
面接、履歴書無しで働ける仕事3選
面倒な面接や履歴書を書かずに無料で始められるので、誰でもできます。雇用期間などの定めもないので、自分の好きな時間で働けますので、お勧めです。
大切なのは辞めた後
本当に大切なのは仕事を辞める事ではなく、辞めた後です。一人辞めた所で会社は存続しますし、辞めたら辞めたでどうにかしないといけない、どうにかするのが会社や組織ですし、どうにかなります。
辞めようか考えているうちに時間は過ぎていきますし、悩んでモヤモヤしている状態は周りにも良くないです。
腐ったミカンの方程式でもある通り、周りにも悪影響を与えます。実際に筆者が働いていた会社でも退職者が出ると、続いてどんどん辞めていく傾向にありました。恐らく他の会社でも同じ様な現象は起きるでしょう。
その職場、仕事を辞めたからといって人生が終わるわけではないので、勇気を持って第一歩を踏み出しましょう。大切なのは辞めた後に自分がどうするのか、どう生きていくのかです。
退職の旨を伝えて、新たな第一歩を踏み出しましょう!
今回は以上になります。最後まで読んで頂き有難う御座います。